中国は尖閣諸島での領土紛争だけではなく、ベトナム・フィリピンとも西沙諸島・南沙諸島で領土問題を起こしています。 特にベトナム・フィリピンに対しては、艦艇をぶつけるなどの武力行使や、経済封鎖をちらつかせるなど、非常に危険な行為によって圧力をかけています。
そんな中、中国の政策ブレーンが日本国民との対決回避をという趣旨の政策を習近平政権に提言すると表明しました。
これは、これまでのように強硬な圧力を加えるだけでは日本が簡単に従わなくなってきたという見方が、中国国内で現れ始めていると判断されます。
さらに、これは日本にとっても重要なアドバイスとなっています。
■ 記事の概要
「日本国民との対決回避を」中国の政策ブレーン 毛沢東「二分法」改めて提言へ
「両国関係の難局打開」をテーマに上海市内で行った非公開の討論会で、中国側参加者が習近平政権に対し、「少数の軍国主義者と大多数の日本人民を厳格に区分せよ」とする毛沢東時代からの対日政策「二分法」の再堅持を提言する方針を表明したことが13日、分かった。
民間交流は積極拡大するとのサインを改めて出させ、日本との全面対決を避けるよう助言する。
日中関係筋は「暗礁に乗り上げた対日関係打開に向けた中国の歩み寄り」と評価する一方、「
日本の民間に“共闘”を呼びかけて世論を揺さぶり、集団的自衛権をめぐる安倍政権の動きを牽制(けんせい)する狙いもうかがえる」と説明した。
■ 中国による日本分断作戦
最近、
中国ネット上でさかんに日本称賛記事が、特に Yahoo で掲載されています。この傾向に、日本国民は、中国国民にも良識人がいる、と評価する一方で、
なぜこれほど称賛記事が多い?と首をかしげる人もいます。
また、中国人の書き込みでは、
中国人は日本が嫌いなわけではない、日本政府は嫌いだが、日本国民は好き。という書き込みも多数紹介されています。
これらの行動は、まさに政策ブレーンが提案した、
「少数の軍国主義者と大多数の日本人民を厳格に区分せよ」という行動によって、
「日本の民間に“共闘”を呼びかけて世論を揺さぶる」
に通じるものがあります。
日本国民を油断させ、中国に対する敵対心を和らげ、日本の世論を日中友好へと誘導し、
日本政府の対中国強硬路線を日本国内から崩していく狙いがはっきり表れています。
■ 日本人が取るべき対応
このような状況で我々日本人がすべきこと、それは
中国の良識派と共闘する
ことです。
日本を潰せ!日本人を皆殺しにしろ!!と叫んでいる中国人がいるのは事実です。
しかし一方で、日本の良さを知って、日本が好きになった中国人も多くいると思います。
このような中国人と友好関係を築く。
また、中国政府に不信感を抱いている中国人、中国国外で生活することで中国政府の異常さに気づいた中国人と情報を共有する。
- 中国政府や中国官僚がどれだけ中国国民の生活・健康を犠牲にしてきたか、
- どれだけ私腹を肥やしてきたか、
- ウィグル族などの少数民族にどんな弾圧を行っているか
これらの情報共有し、中国国民の幸せを願い、また
中国政府が原因で中国国民が世界から嫌われないように共に行動することです。
そうすることで、中国政府・官僚の暴走を抑え込み、アジアの平和を実現、東・東南アジア諸国の国民が将来的な友好関係を築けるのです。
私個人はこのように考えています。みなさんは、いかがお考えでしょうか?