沖縄タイムスで報道(Yahooでアップ)された
米海兵隊司令官「尖閣奪還」中国に波紋によれば、在日米海兵隊司令官の「尖閣奪還」発言を受け、中国で批判が高まっているとのこと。
この一連の情報を整理すると、
在沖縄米軍海兵隊のウィスラー第3海兵遠征軍司令官は11日、ワシントン市内で講演し、
「
もし中国が領有権を主張している沖縄県の尖閣諸島を占拠しても、米軍はこれを奪還する十分な能力を備えている」と語った。
この発言を受け、中国国内で批判が高まっており、また(朱成虎・中国国防大学教授)が、
「
司令官の見解は、中国が釣魚島(尖閣諸島)を占領するために派兵するとの『想像上の条件』に基づいている。しかし(そうした前提は)存在しないものであり、発言は賢明ではなく、日本への支援も無意味だ」
との見解を示しているらしい。
ところがです。今年1月スイスで開催された「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で、
影響力を持つ中国人の専門家が、こんなことを語りました。
「
多くの中国人は尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せつけ、シンボル的な島を確保することができると信じている」
影響力を持つ中国人の専門家というのが誰なのか分かりませんが、ダボス会議に参加できるくらいですから、中国経済に非常に強い影響力を及ぼすことのできる人間なのでしょう。その専門家が
"
尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せつけ"と発言しているにもかかわらず、
中国国防大学校教授が
"
中国が釣魚島を占領するために派兵するとの『想像上の条件』"と米国を非難する。
中国は大将など"将"の肩書きをもつ軍人が大学教授をやってたりしますよね。
素晴らしい、この二枚舌!!
みなさんは、いかがお考えでしょうか?