最近、河野談話の見直し論が盛んですが、当時の日本政府にも、慰安婦募集の強制性を認めた河野談話に否定的な意見はあったのです。
「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回
記事の内容を簡単に説明すると、
慰安婦募集の強制性を認めた平成5(1993)年の河野洋平官房長官談話を引用し、96年2月
「クマラスワミ報告書」は慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した。
この報告書に対し、
日本政府は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」「歴史の歪(わい)曲(きょく)に等しい」と厳しく批判した42ページからなる文章を直後の96年3月に作成し、国連人権委員会(現人権理事会)に提出した。しかし、「
反論することで、かえって慰安婦問題の議論を起こしかねないと懸念したため」との理由ですぐに撤回した、
というもの。
当時の日本政府の中にも、河野談話に批判的な意見があったのは確か。しかし、政府、官僚の中で、反論しなければ、お金を出せば、韓国はおとなしくなってくれるだろうという、
日本人お得意の事なかれ主義が炸裂してしまった(事なかれ主義については
不二越 韓国人株主罵倒事件から学ぶで説明したあります)。そして、河野談話およびクマラスワミ報告書の内容が、世界で"正しい"と認識された。つまり、今日の韓国・中国による捏造慰安婦歴史が広められ、それを世界が信じるという礎を、
わざわざ日本が作ったということです。
なんてバカなことをしてしまったんでしょうか。みなさんは、いかがお考えでしょうか?