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kuripan7-日本闘

セウォル号沈没事故で日本の製造責任を問う声がないのは本当?!

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セウォル号沈没事故で日本の製造責任を問う声がないのは本当?!

沈没事故によって多数の死者が出てしまったセウォル号が、日本で製造され、20年程度定期船として運行された後、韓国に売却されたという事実は皆さんご存知かと思います。

韓国では、セウォル号が日本で製造された「中古船」だったことが繰り返し報じられました。しかし、製造責任を問う声は上がってないんだそうです。

さて、本当なのでしょうか?


記事の概要

韓国、旅客船沈没で「日本見習え」…最後までとどまった船長、救助率96%、番組対応まで称賛

セウォル号が日本で製造された「中古船」だったことは、韓国で繰り返し報じられた。ただ、製造過程に問題があったと詮索する報道はほとんど見当たらず、「造船大国」といわれながら、効率性から商船ばかりに傾注してきた韓国の造船業界を問題視。韓国紙の朝鮮日報はコラムで「乗客が安心して乗船できる旅客船を開発できなければ、本当の造船大国とはいえない」と批判した。


製造責任を問う声はなく...?

確かに、事故直後に日本語に訳された記事だと、

韓国のテレビ局YTNは16日、韓国西南海域で同日沈没した「セウォル号」は日本で1994年に建造され、2013年から現在の路線に就航したと報道した

という風に、事実だけが報じられています。


一方で、なぜか中国メディアが日本製叩きを行っています。

19日 中国メディア・観察者網
<韓国船沈没>造船大国の韓国はなぜ日本の危険な中古船を使っていたのか?―中国メディア

香港在住のエンジニア、徳斯蒙氏の分析によると、
「セウォル号は1994年に日本で建造され、フェリーとして使われていたものを、韓国の海運会社が2012年に購入。改造した上で運用していた。この日本製フェリーだが、もともと国内航路用で安全性は決して高いものではない
事故後、浸水のために発電機が停止。停電で船内は真っ暗闇になったというが、これもおかしな話だ。国際的な規定では甲板最上部に非常用電源を設置することが義務づけられているし、通路には非常灯を設置しなければならない。日本側もそのことをよく承知しており、船齢が20年を迎える前に第三国に売却したというわけだ。」

23日 中国メディア・BWCHINESE
<韓国旅客船沈没>華人学者が「沈没は日本製の致命的欠陥」、中国ネットは意外な反応

「沈没したセウォル号は日本が製造した。報道から見てこの船の設計には欠陥がある。重心が高く、安定性を欠き、沈みやすい。船は外からの衝撃ではなく、急に針路を変えたことによって転覆したと言われている。したがって今回の事故は船の設計と密接に関係している」

ちなみに、この記事はBWCHINESEが23日に伝えたものです。この分析をした学者については、上記のYahoo記事ではシンガポール国立大学の華人准教授になっているが、サーチナでは中国認知語言学会副会長で北京外国語大学・外語教学研究編集委員の石毓智氏となっているようです。


このように、中国メディアによる日本叩きは確認できました。この記事を書いた人がどのような情報を元にしたのか、知りたい気分ですが。

一方、日本語に訳された韓国メディアによる記事では、セウォル号が日本製の中古船という記事は何件かあったものの、明確な日本叩きは確認できませんでした。


韓国メディアは日本叩きできなかった?

韓国メディアによる日本叩き記事が紹介されなかったことについて、3つほど邪推しております。
世論が反日→用日に変化しつつある
・かなり早い時点で、セウォル号の韓国人による違法改造が判明し、情報が流れた
中国ユーザーからの"韓国による違法改造が事故の原因の一つ"というコメントが多数派だった

このような状況だったため、日本の製造責任を問う流れを作れなかったと考えることも可能ではないでしょうか。
みなさんは、いかがお考えでしょうか。
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