慰安婦問題で日本の批判一辺倒だった韓国が、徐々に態度を変化させています。状況がかなりヤバいと感じ始めているのでしょうか? そして、我々日本国民はどのように対応すべきでしょうか?
■ 記事の概要
解決へ「第三の声」を=慰安婦問題でシンポ―韓国
日韓の対立の火種となっている旧日本軍の従軍慰安婦問題について、両国が歩み寄り、現実的な解決を目指すためのシンポジウムが29日、ソウルで開かれた。世宗大の朴裕河教授は「
韓日政府とは違う第三の声を発信したい」と意欲を見せた。
慰安婦問題では、日本は1965年の請求権協定で解決済みとの立場。一方、韓国の主流支援団体や元慰安婦は、日本が法的責任を認め、賠償するよう求めている。接点を見いだせぬまま、対立が深まっている。
朴教授は「日本の右傾化は、韓国の対日姿勢がつくり出した側面もある」と述べ、
慰安婦問題で日本非難を続ける韓国側の姿勢を批判。「元慰安婦を国家や団体のプライドのための人質にしてはいけない」と訴えた。その上で、「日本を許したい」「支援団体を通してではなく、直接補償を受けたい」といった元慰安婦の声を紹介。さまざまな意見を踏まえた上で、
解決に向けた議論をすべきだと強調した。
シンポジウムでは、(1)両政府が元慰安婦、支援団体、有識者を含めた協議組織をつくる(2)相手国や元慰安婦への中傷をやめる(3)両国メディアは相手国民の悪感情をあおる報道をしない―ことが提言された。
■ 焦り始めた韓国
韓国国内で、慰安婦問題で日本批判一辺倒だった姿勢を、このように解決に向けた議論をすべきだ、という主張が出てきたのは、
早急に解決しなければならない状況になっているという証拠でしょう。
つまり、1990年頃からこれまで20年近くをかけて、捏造が多く含まれる慰安婦問題をゆっくりと確実に、米国を始め世界中で広めることに成功してきた。ところが、この捏造慰安婦問題に日本が民間レベルで、史実にもとづき反論を始めた。
この結果、当初韓国が主張する慰安婦問題を信じていた人々、またこれまで慰安婦問題に関心を持ってなかった人々が慰安婦について情報を集めるようになり、
韓国が広めてきた慰安婦問題は何かおかしいと感じ始めた。
そのことを韓国も認識し始め、時間が経てば経つほど状況が不利になると判断した。このため、早急な解決を模索している、ということでしょう。
■ 継続的な学術的調査を
今後、
日本政府が米国の顔色をうかがって、早めに手を打とうとすることも十分考えられます。
しかし、我々日本国民としては、菅官房長官が発言されたように、
学術的な調査を粛々と行っていくことこそ、
本当の意味で元慰安婦の人権・尊厳を守ることができるのではないでしょうか。
みなさんは、いかがお考えでしょうか?