最近、中国観光客のマナーの悪さが、よくネット上で叩かれています。実際ひどいものも多く、日本でも民度が低いのようなコメントが多数あります。
しかし、
中国は世界の脅威となる存在であることは間違いないのです。私は中華思想を成し遂げてしまう力を有していると恐怖しています。このままでは、
日本は近い将来中国に飲み込まれてしまうのでは、と危惧しています。
以下で紹介する記事を読んで、みなさんはどのようにお考えになるでしょうか?
■ 記事の概要
中国が日本を悪く言うのは、国内の問題からわれわれの目をそらすためなのか―中国ネット
2014年4月25日、中国最大のポータルサイト・百度の掲示板に「日本問題は中国の国内問題回避の産物か」と題したスレッドが立ち、多くのユーザーがコメントを寄せている。
「そうなんじゃないの」
「そうじゃないって言ったら、あなた信じる?信じるなら間違ってるし、信じないなら正しいよ」
「国内に問題なんかない。バカなことを言うな」
「違うよ。日本が国内の問題をごまかすためにやってることさ」
「お互い様だよ」
「中国は矛盾だらけ。マレーシア機だって見つかっていない。それでまた日中問題を持ち出すのさ(笑)」
「中国の経済状況が悪くなると、日中関係も悪くなる。これは事実だ」
「中央テレビを見れば分かる。中国の不動産価格高騰や食品安全、医療の問題よりも日本のことを扱ってる時間のほうが長いんだから」
「確かにそういう面もあるけど、全部じゃないよ」
「日本の問題って、何が問題なの?」
「日本の問題は指導者と政府が原因」
「基本的にその通り」
「スレッド主さん、そんなにハッキリ言わなくても…」
■ 中国国民の多様さと日本人の単純さ
コメントの中には
狂信的な中国政府支持者による書込みもあります。一方で、
中立的な立場、政府に批判的な立場のコメントもあります。また、このスレッド主のように疑問をもったときには、
マイナーな意見、ときには味方が一人もいない状況であっても、きっちりと問題提起・発言を行うのです。
この多様性と個々の力が怖いのです。
一方、日本はどうかといいますと、
思考の低下が進み、非理論的になり、感情型へと向かっているように思えます、残念ながら。具体的には、
◇ネット上での情報ですら、その真偽を確かめない
◇
影響力の強いメディア、芸能人が言及すると、すぐそれを信じ、大騒ぎを始める
◇
気に入らない情報を発信した人間に批判の大合唱を浴びせる
■ 疑問を提起・意見の多様さを認める社会
政治業者やマスコミの言うことをそのまま信じる、そういった日本人は今は少数派だと思います。しかし、ネット上で文句を言うだけで、なにか行動を起こしていかなければ、自分たちの資産を増やすことにしか興味のない、また
日本を中国に差し出そうと画策している政治業者、マスコミの思惑通りに日本は進んでいきます。
また、
少数意見を感情的に潰していると、少数意見のほうが合理的・理論的で正しかったときには、気づいたときには
取り返しのつかない状況になっていたりします。
観光客マナーの悪い中国ばかりに視線を向けるのではなく、多様な意見が議論される中国にも目を向け、参考にできるものは参考にする時期にきているのです。
みなさんは、いかがお考えでしょうか?