スペインのテレビ局がこのほど放送したコメディー番組で中国人を侮辱する表現が用いられ、番組の中で中国人を演じているのは日本人留学生と現地中国メディアによって報道されました。
しかし、その後中国人を演じていたのはスペイン在住の中国人俳優ということが分かりました。
結局、中国政府、中国メディアは悪いことはとりあえず日本人のせいにするのです。
■ 記事の概要
「犬と中国人入るべからず」…スペインの番組に批判殺到、演じているのは日本人留学生―中国メディア
2014年5月20日、中国新聞社によると、スペインのテレビ局が15日夜に放送したコメディー番組は、スペイン人経営のバーに「ワン」という名の中国人が入ったところ、店内に「犬と中国人入るべからず」との張り紙があり、店から追い出されたという内容でした。
番組には毎週、食品店を経営する「ワン」という名の中国人が登場し、毎回侮辱的な扱いを受けている。
中国人役は日本人留学生が演じているという。
ところが、28日に中国紙・北京青年報が次のような記事を掲載しました。
スペインの中国人侮辱番組、演じていたのは日本人ではなく中国人だった!FB上で「心から謝罪します」―中国紙
この「ワン」役は当初、日本人留学生だと「事情を知る人物」が明かしていた。しかしその後、
現地華字紙の読者の指摘により、日本人留学生ではなく、中国人が演じていたことが分かった。
■ 悪いことはとりあえず日本人のせい
中国人役は日本人留学生だと
事情を知る人物が嘘をつき、その嘘を
現地華字紙が真偽をきちんと調べずに
中国人役は日本人留学生だと記事を掲載する。中国メディアは中国政府の管理下にありますから、結局、中国政府・中国メディアは悪いことはとりあえず日本人のせいにし、世界中で吹聴するのです。
そういえば、韓国旅客船事故でも、香港在住のエンジニアとシンガポール国立大学の華人准教授が、
事故の原因は旅客船が日本製の欠陥中古品だったからといい、それを中国メディアが取り上げてました。
これが中国政府、中国メディアのやり方です。こんな、中国政府、中国メディアを信じてよいのでしょうか?
みなさんは、いかがお考えでしょうか?