中国在住10年を越える記者(?)が、北京市中心部で遭遇した出来事がアップされました。
4/3 毎日新聞 建国門外北東門:(6)日本人、殴らないで!
北京市中心部の繁華街にあるDVD販売店。
週末、妻と子供と3人で立ち寄った際、
店員の子供とみられる小学1年生の女の子が、生後8カ月の長女に興味を示して話しかけてきた。
「中国語が変ね。どこの国の人?」。
「日本人だよ」と妻が答えると、
女の子は「日本人なの!? 殴らないで!」とおびえた表情で後ずさった。
思わぬ反応に、妻ともどもあぜんとした。
「日本人はどうして殴ると思うの?」と問いかけたが、
女の子は「日本人なのになぜ殴らないの?」と不思議そうに尋ね返してくるばかりだった。
筆者はこの少女の行動の原因を次のように考えている。
中国の学校では反日教育が進められており、戦跡なども見学するという。また、テレビでも日々、反日感情をあおるような報道や、旧日本軍を敵役にした「抗日ドラマ」が放送されている。女の子の持っている「日本人=殴る人」というイメージは、その影響ではないかと思われる。
中国政府は学校で未来ある子供達に反日教育を行っている。にもかかわらず、汪洋副首相は、「今の安倍政権のやり方は多くの有形無形の障害をもたらす」と批判。
一方で「日本の為政者と、経済界・国民を一つに見ているわけではない」と語り、政治と経済を分けて対日交流を強化したい意向を示したとされる。(時事通信
「政経分離」で対日交流=安倍政権を批判―中国副首相)
この二枚舌が中国の常識的な行動なんだろうか。みなさんは、どう考えますか?